良い建物をより安く 意匠と構造についての考えかた 費用についてのご案内

安全な建物を設計することは建築士として当然の責務です。 そして、施主のお金を無駄に使わないことも建築のプロとして当然のことです。しかし、今まで、安くするために建設業者さんは下請けさんたちに安く出すことでそれを達成しようとしてきませんでしたか？ 　 実際に建物を造っているのは現場です。安く受けた仕事は楽しくないでしょう？現場が気持ちよく楽しく働いてもらわねば良い建物はできません。そのためには適正な利益が必要です。適正な利益が出ていればこそ、後々のメンテナンスも気持ちよくできます。オーナーもせっかく安くていい物が手に入ったらメンテも気持ちよく要求したいでしょう。ローコストの基本は少ない人工で施工することです。 　 やり方を変えると何人工少なくできるかを考えて実践することが大事です。 そして協力業者さんも儲かるシステムにすることです。 10日かかる作業を７日で済む工夫をする。7日働いて8日分の費用をもらえれば協力業者さんも喜ぶのではないですか？後の3日は別の仕事ができます。発注者は2日分安く済むのです。誰も損をしないシステムが必要です。 　 単に少ない人工で仕事をするとローコストではなくチープになってしまいます。 そこで、優れた設計が必要になります。意匠と、構造設計の両方からローコストの施工ができるように配慮しなければ現場では工夫のしようがありません。 収まりの標準化を行い、誰が現場を担当しても高品質を維持できるようにします。 標準化を行うが、常に目的を考え、改善改良を行います。 　 高い材料を使う事により、質の高い物が少ない人工でできるようにします。 良い物を安く作るためには多くの勉強とセンスが必要です。そしてそのノウハウを現場レベルまで共有することにより可能となります。 　 そんな理屈通りには行かないとお思いですか？ところが当社の設計と指導の基、成功している会社が多くいらっしゃいます。オーナーの幸せと利益を最優先に考えた結果最終的にみんなが幸せになれればこんないいことはないでしょう。